フレーバーストーン。TVデモでは、モト冬樹がこのフライパンで焼かれたサバを食していたが。
冷凍庫を探すもサバは見つからず、アジの干物を発見したので焼いてみた。
卵を焼いたときと同様、フライパンには全くへばりつかず、まるで氷の上で焼いているかのように、フライパンを傾けると、スルスルとアジの干物は滑っていくのであった。
問題は、このコーティングの持続力だ。
60万回の摩耗試験をクリアしたと放送されていたが、実際はどーなのか。
オイラはしつこい性格なので、無事に生きていれば、今後数年にわたって使用感をレポートしていこうと思う。
例えば2年後になっても、油なしでアジの干物がスルスル滑っているとオイラが書いているようならば、これはもう、本物と認めなくてはイケない。
また、食材が焦げにくいということは、健康にとっても見逃せないと思われる。なぜならば、火を通すことによって終末糖化産物(AGEs)が産生されてしまい、これは茶色に変色した食材部分に多く含まれるのだという。
ということは、フレーバーストーンを使用することによって食材が焦げにくくなれば、おそらくこの終末糖化産物の量も減っている可能性が高いのではないか?
フレーバーストーンなど優れたフライパンの販売者は、こういう視点からも有益な情報を提出して欲しい。