日産自動車の関潤副最高執行責任者(COO)が退任する意向であるようです。
フランス大手ルノーとの関係などを巡る内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)との路線対立があったとみられ、来年2月に日本電産が次期社長含みで迎え入れる見通しのようです。
今月1日付で発足したばかりの新体制は早くも迷走が避けられなくなったようです。
関氏は新体制で内田氏、三菱自動車から移ったアシュワニ・グプタCOOに次ぐナンバー3で、業績不振からの早期回復を目指す構造改革をまとめた実績があり、新体制でも構造改革の実行役として手腕が期待されていたようです。
日産株の4割超を握るルノーは、日産との関係強化を目指しているとされ、ルノーとの距離感などを巡り、融和を志向する内田氏と意見が折り合わなかった可能性が指摘されているようです。
新体制が発足してまだ1カ月もたっていないのに、こんなことが起こるなんて、日産は大丈夫なんでしょうかね。
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