なんだかんだ成毛眞の書籍を読んでしまう。初めは読書関連の書籍が多かったが、その内に金融関連など、いろいろな分野の書籍を読むようになった。そして、とうとうオイラは彼の少しでもオモロイ情報を読者に与えようという姿勢に、完全ノックアウトされてしまうのだった。
さすがに元日本マイクロソフト社長なだけあって、その資産力を使いオモロイことには金に糸目をつけずに研究している。そこから見いだされるオモロイ情報なのだから、読者にとって無益なはずがない。
もちろん、彼がオモロイと言っているからといって、読者にもオモロイとは限らないのだが、オイラの場合にはそのほとんどがオモロイと思える。なので、彼の書籍は読んでいて楽しい。
その中でも特にオモロイと興味を持った事柄には、彼が提供する最先端の情報を土台にして挑めばイイだけにも思える。つまり、成毛眞はオモロイことの道先案内人だと、言い切ってイイと思われる。
★「金のなる人」
成毛眞著 ポプラ新書 2019.11.6.第1刷
成毛眞著 ポプラ新書 2019.11.6.第1刷
特に感心したのは、QR決済に対する彼の知見。詳細を書くとネタバレになるので書かないのだが、その説得力には感心、というよりもう圧倒されてしまう。
その他にも、例えばAmazonが高収益をあげている理由などは、さりげない一行で語ったりするのだが、それが小売り関係の読者にとってはメガトン級な説明だったりするので、楽しいばかりではなく読んでいて気が抜けない。
成毛眞の書くことは、こうしてサービス精神が旺盛で、これはもう大前研一よりもオモロイのではないか。オイラはかなり本気で、成毛眞の大ファンになってしまった。
