大手百貨店4社が2日発表した11月の既存店売上高(速報)は、消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減が続き、全社が前年同月の実績を下回ったそうです。
10月に比べて減少幅は小さくなったものの、各社とも前回増税2カ月後の平成26年5月とほぼ同様の落ち込みとなっており、影響は長期化するようです。
軽減税率対象の食品は各社ほぼ前年並みか前年を上回っていますが、その他の反動減が大きく、また、中旬まで気温が高めに推移し、冬物衣料の売れ行きが悪かったことも響いたようです。
大丸と松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングは8.9%減、三越伊勢丹ホールディングス(HD)は7.3%減、そごう・西武は5.3%減、高島屋は4.2%減だったそうです。
「駆け込み需要が想定より大きく、反動減も大きくなっている」(三越伊勢丹HD)とのことです。
いつまで続くんでしょうね。
3086:円、 3099:990円、 8233:1,304円