市販のエビチリはすべて甘すぎて、オイラの口に合わない。
虎ノ門市場の陳建一のエビチリでもダメだった。甘すぎるっ。
それ以来、ずっと執念でレシピ書籍を探し、やっとこれだと思うものを発見したのだった。
★「魚屋三代目の魚料理教室」
魚屋三代目著 エイムック2978 2014.12.10.発行
P.51「いかのチリソース炒め」
実は、昨日はあじの干物をフライパンで調理しようと思っていて、なにげに上の書籍をパラパラとめくったのだった。そのとき、発見したソースレシピ。きっと、砂糖の量を半分にしたら、オイラ好みの風味になると感じたのだ。そこで、いかをあじの干物に変更して調理してみた。
【チリソースレシピ】
1:にんにく1片をみじん切り、しょうが小さじ1のみじん切り、これをオリーブオイルで弱火で炒め、香りが出てきたらあじの干物をさっと炒める。半分程度火が通ったら、あじの干物を取り出しておく。
2:残りのフライパンに、赤唐辛子の小口切りひとつまみ、豆板醤小さじ1/2、トマトケチャップ大さじ2~3、砂糖・みりん各大さじ1のところ砂糖は大さじ1/2にしてみた。これらに少し火を通したら、鶏ガラスープ100mlを加えて煮る。
3:さらに、長ネギのみじん切りを好きなだけ入れて、コショウをふり、あじの干物をフライパンに戻す。
ばっちりとオイラ好みの甘さに仕上がった。異様に美味いソースなので、食べるのが面倒くさいあじの干物にむしゃぶりついてしまい、止まらなくなった。食べながら思うに、このソースはエビチリはもちろん、鶏肉でも合うに違いない。
それにしても、麻婆豆腐のレシピと似ている。。
【あじのつみれ汁】
1:あじのつみれをこしらえるのは面倒くさいので、市販の鶏団子で調理する。
2:水600ml、だしの素顆粒小さじ1と1/2、酒・しょうゆ・みりん各小さじ1、塩小さじ1/4を鍋でひと煮立ちさせ、にんじんなど好みの具材を加え火を通す。オイラはにんじんとじゃがいも、しゅんぎく、きのこを具材にしてみた。
初めに口にしたとき、うまいのだけど少し物足りない風味に感じる。
けれど、この汁を先のエビチリソース料理と一緒に飲むと、抜群に美味いと感じる。こういう、スープと別の料理が口の中で合体したとき、また違ったうま味を感じる料理を食すと、感動してしまって、生きてて良かったと思えるのだった。
PS:因みにこの書籍を書いた魚屋さんは、厚木市でホントウに魚屋さんをしているので、近所の人は不明なことがあったらいつでも店に訊きに行ける。
厚木市小野●×「魚武」と、書籍の最後に紹介されているのであった。
ホームページもやってるらしい。