JR東日本は、台風19号により、10月は120億円程度の減収が見込まれると決算発表の記者会見で明らかにしたそうです。
計画運休の影響が大きく、台風では北陸新幹線の車両が浸水するなど大きな被害に遭いましたが、現時点で影響額を算定するのは困難とのことです。
令和2年3月期の連結業績予想は据え置いた。
同時に発表した元年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の1兆5188億円、最終利益が5.4%増の1885億円で、いずれも中間決算として過去最高だったそうです。
4~5月の大型連休中の利用増などで運輸収入が伸びたようです。
本業のもうけを示す営業利益は1.5%増の2965億円で、不動産・ホテル事業では、オフィスビルの賃貸収入が増え、商業施設を運営するルミネの売り上げも好調だったとのことです。
台風19号による浸水被害を受けた北陸新幹線の車両の帳簿価格は、9月末時点で118億円だそうですね。
これが廃車処分になれば、最大でこの額がすべて損失計上されることになるようですね。
そうなれば、業績の下方修正にもつながるかもしれませんね。
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