「MCTオイル入りバターコーヒー」というのが、一時期ダイエットで流行ったようで、ネット検索するといくらでも出てくる。糖質制限をしている人が摂取すると有効と言われている。
MCTとは中鎖脂肪酸の略称で、ココナッツオイルやそれを精製・合成するなどして純度を高めたMCTオイル製品をいう。
ガン治療のために糖質制限を極めたケトン食療法というのがあり、それを書いた医師の書籍によれば、ガン細胞の多くがブドウ糖を餌に増殖しており、糖質制限をしてブドウ糖を断つことによってガン細胞の増殖を防いだり、消滅させること、あるいは予防もあり得るという。因みに、輸入肉に混在している女性ホルモン剤であるエストロゲンを餌に増殖するガン細胞もあると、近藤誠医師の書籍で知った。赤身肉を食すと大腸がんが多いという伝説は、輸入肉が原因の可能性が高い。
話がそれてしまった。
ケトン食療法をしている患者の中に、筋トレに励んでMCTオイルを摂食している例で、体内ケトン体の突出増加をみた例があるという。その患者のガン治療経過は良好で、ダイエット効果も高かったと書かれていた。
別途、シナモンには実は色々種類があって、通常流通しているシナモンを大量摂取してしまうと肝毒性があるとされている。が、少量であれば、耐糖能を改善する効果があるというので、シナモンを取り入れようと考えた。ギャバンとかS&Bのシナモン。ただし、この少量というのが正確に何グラムなのかがわからない。というわけで、気休めでしかないかもしれないが。
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オイラは空腹時血糖値の改善を目指していたので、昼・夕の2食。たとえば朝食を抜くプチ断食によって、耐糖能機能が改善されるとジェイソン・ファン医師の書籍から知った。ただし、ホントウは元から2食だったので(それにもかかわらず空腹時血糖値が異常を呈した)、いまさら苦痛や抵抗はなかった。
朝起きてから、ホットコーヒーにシナモンを一振りして溶かしてから、MCTオイルオイルを小さじ1杯入れてよく混ぜる。すると、シナモンの心地よい香りと、MCTオイルによってコクのあるコーヒーが楽しめる。真剣に上手いので、ハマってしまう。どんなに気に入らないインスタントコーヒーでも、見違える。逆にいうと、高価なコーヒーを使用すると、元来の風味が味わえないので抵抗があるかもしれない。