化粧品各社が、1万円以上の高価格帯商品の品ぞろえを拡大させているようです。
日本国内だけでなく、美容意識が高い中間層が増えているアジア各国への展開も強化するようです。
花王は、主力化粧品ブランド「エスト」の刷新を発表し、機能が異なる3種類の美容液を使ったスキンケアを提案し、差別化を図ったそうです。
価格もそれぞれ税抜き1万2000円と、従来の主力品の2倍近くに設定したそうです。
国内中心の戦略を転換し、2020年までに中国、韓国、シンガポールなど海外4拠点で販売し、2025年までに現在の4倍の売り上げを目指すとのことです。
コーセーは、主力の「コスメデコルテ」で、税抜き1万~12万円の最高級シリーズを10年ぶりに刷新し、9月から発売するそうです。
これまでは国内販売を先行させていましたが、今回はアジアや欧米の14か国・地域でほぼ同時に発売を始めるそうです。
国内外で人気が高い富士フイルムの「アスタリフト」も、11月から男性向けシリーズ(税抜き2500~1万2000円)を初めて発売するそうです。
高価格帯の化粧品は、「効果がすぐに実感できるため、内外問わず人気が高まっている」(化粧品大手)といい、今後も市場をリードしていくようです。
私は使いませんが、男性用の高額化粧品も需要があるんですね。
4452:7,682円、4922:17,640円、4901:4,501円