大阪ガスは、米テキサス州でシェールガス生産事業を行う資源開発会社、サビンオイル＆ガス社の全株式を取得し、完全子会社化すると発表したそうです。
買収額は約650億円で、同社の海外事業では過去最大規模の投資規模だそうです。
大阪ガスによると、日本企業が米国のシェールガス開発会社を完全子会社化するのは初めてとのことです。
サビン社はテキサス州東部に計約１千平方キロメートルのシェールガス田を保有し、液化天然ガス（ＬＮＧ）換算で年間約170万トンに相当するシェールガスを生産していたそうです。
大阪ガスは昨年７月、サビン社が同州で保有する権益の一部を約160億円で取得して、同約30万トン以上相当のガスを生産し、安定した収益が上がっており、周辺でもシェールガス田の新規開発の可能性があると判断し、同社の買収に踏み切ったようです。
大阪ガスは、平成25年には中部電力と共同で進めたシェールガスの日本向け輸出プロジェクトで米国から初めて承認を受けるなど、シェールガスを中心とした海外事業を強化しているそうです。
サビン社の買収によって、開発や操業についてのノウハウを得たいとのことです。
ちゃんと将来的にも収益に結びつくといいですね。
9532：1,945円、9502：1,509.5円
