「医者が教えるがんにならない30の習慣」を書いた近藤誠医師がP.98で、
「ケトン食ががんを消す」を書いた古川健司医師がP.14で、
それぞれが同じ人物を紹介していた。
糖質制限の火付け役となった一人だったという、ノンフィクション作家の桐山秀樹氏のことだ。糖質制限で糖尿病を克服したのはイイのだが、2週間で20kgという異様なダイエットを成し遂げた後、2016.2.6.心不全のため急死しているという。
古川医師は、桐山氏に直接携わっていないので原因不明としているが、
原疾患を抱えているヒトは、やはり糖質制限を認めている医師の指導下で治療しないと危険な模様。
少なくとも古典的なダイエット法でも、月に5%以上体重を減らしてしまうと、リバウンドがひどいと言われていたのを聞いたことがある。
その点から照らしてみても、2週間で20kgというのは、体重が100kgあったとしても20%も減らしてしまった計算になるので、その反動は想像もつかない。
みずから体験してダイエットの成功を収めた糖質制限を実践する医師達の場合、だいたいが半年で10kg前後という穏やかな体重減少になっていた。
(それでも外見が大きく変わったため、周囲から発ガンでもしたのではないかと心配されたという)
また、体重が減って健診値がだいたい正常化したら、少しは炭水化物を嗜好品的に楽しんでも良いとする指導者もネットにいた。
理想体重に達したら、是非そうしたいと思っている。