今度出た新刊の帯には、なんと養老孟司の推薦文が書いてある。
「科学的根拠に基づいた最高の健康法だと思います」
今度の書籍では、いつものようにガン治療に関する知見を述べながら、
糖質制限についても彼の見識が表現されている点が、オモロイ。
どーも、彼は糖質制限に関しては少々懐疑的な模様。
糖質制限を謳い実践しながら、早死にした人たちを紹介している。
★「医者が教えるがんにならない30の習慣」
近藤誠著 宝島新書 2019.7.11.第一刷
しかし糖質制限に関する見識は、ガンに関するものに比して、ずば抜けてヌルいと思われる。そして、それにはどうやら理由がある模様。
実は彼、卵を使った甘い菓子が大好物なのだった。
カステラやらプリンやら、そーいうものが・・・・・・。
いや、オイラの他界した大御所とか、近藤誠医師くらい高齢になれば、
もう好きなものをなんでも食せばイイと思うのだけれど。
けれど、中年付近で明らかに太りだし、空腹時血糖値もおかしな値を示すような人たちにとっては、糖質制限はどーしても必要な手法に思える。
この点だけは、どーしても近藤医師と意見が合わないのであった。
PS:近藤医師に面会される人は、是非、高級カステラとかプリンをお土産にしましょう。間違いない。