表題の手口で、逮捕される社長達が後を絶たないという。
危険な海外食品を避け、高い金額を払って手にした国産ラベルのついた食品が偽装されていたのでは、何を信用すればイイのだろう。
★「知ってはいけない外食のウラ側」
安部司+別冊宝島編集部著 2018.8.8.第一冊発行
まず、絶対に言えることは、安いものは輸入品。
しかし、安全のために国産品を買っても、偽装されていることがある。
でも、後者は絶対ではない。中には本物の国産品が、あることがある。
輸入品を抜き打ち検査してはいるものの、100%行うことは物理的に不可能ということで、輸入品の8%程度しか検査されないという。
いつだったか話題にした、缶詰トマトなのだが。
イタリア製とか書いてあっても、中身は中国で作ったトマトのことがあるという。情報元は調理人だという。その調理人は、危険なだけでなく、そもそもまずいから絶対に缶詰トマトを食さないという。
また、輸入ハマグリは、A型肝炎ウイルスに感染していることがあり、死亡者も出ているという。
さらにさらに、ベトナム産輸入エビより、使用禁止されている抗生物質が検出される例が、後を絶たないという。
中国産ネギを九条ネギとしたり、中国の放射線照射されたり防カビ剤散布された激安ニンニク(しかも地面や水は工業汚染されている)も危険だというし、もう、枚挙に暇がない模様。
しかも、せっかく検査でダメと判明しても、その頃には日本人の胃袋の中というおそまつな現状が、食料不安に拍車をかける。
糖質制限ダイエットもへったくれもなく、食のほとんどを輸入に頼っている日本では、安全に食べられるものがあんまりない。つまり、深刻に考えると、それだけで痩せてしまうしかないという、なんとも皮肉な結果となるのであった・・・・・・。