積水化学工業は17日、米航空機部品メーカー「AIMエアロスペース」を買収すると発表したそうです。
「炭素繊維強化プラスチック」を使った航空機やドローンの部品を手掛けており、積水化学が目指す航空機や自動車向け販売拡大に資すると判断したもので、買収額は約5億1千万ドル(約561億円)で、今年後半に米ファンドから全株式を取得するとのことです。
AIMは航空機向けの空調ダクトや内装部品、ドローンに使用される部材を製造、販売しており、2018年度の売上高は1億7850万ドル(約196億円)だったそうです。
炭素繊維強化プラスチックは軽くて強いことから金属の代替素材として期待されていて、積水化学も力を入れており、航空機メーカーを顧客に持つAIMの買収で輸送機械関連の販路を広げるようです。
売上高の2倍以上の買い物ですね。
利益ベースだと何年でもとが取れるんでしょうね。
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