NTTドコモは、透明なガラスと一体になったアンテナを使って次世代通信規格「5G」の通信に成功したそうです。
AGCとエリクソン・ジャパンと共同で自動車の窓ガラスにアンテナを取り付けて通信速度を検証する実験をしたそうです。
5Gに対応した視野を遮らない小型で薄型のアンテナとして、自動車や鉄道、建物への設置を見込んでいるようです。
実験はドコモなど3社が4月22日~5月28日まで都内で実施したそうです。
ドコモによるとガラス型アンテナでの5G通信に成功したのは世界で初めてだそうです。
ガラス型アンテナは5Gで使う28ギガヘルツ帯の周波数の送受信ができるそうです。
5Gでは車内や建物内で電波が弱まることがあるという課題がありましたが、アンテナを窓などに取り付けることで、屋内でも安定した高速通信ができるようになるとのことです。
ドコモは2020年に控えた5Gの商用化を見据えてサービスの拡充を進めており、ワントゥーテン(京都市)と組んで、遠隔地にいる人が同時に車椅子レースを仮想現実(VR)で楽しめるサービスを公開したそうです。
ドコモは5Gで協業する企業・自治体を募っており、その数は2600になったそうです。
ガラス型のアンテナなら室内に設置しても目立たないでしょうから、使い勝手がよさそうですね。
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