元祖SHINSHINさんのブログ
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親切なようで不親切な日本年金機構
大御所の他界により、最後の一ヶ月の年金請求に来て欲しいという。
5/20に地元の事務所に赴いた。
大御所は真面目なヒトだったので、始終、健気に仕事に従事していた。
都合4カ所に思われた。
なぜそんなことを書いたかというと、日本年金機構から尋ねられたからだ。
すると、けっこうな長い時間、日本年金機構の担当者はパソコンを検索している。最後の一ヶ月の年金請求手続きはすぐに終わるのだが、このパソコン検索に時間がかかった。
表面上は、年金の支払いミスがあってはイケナイので検索しているという。
しかし、検索証明にもらった用紙の一番下には、請求の時効は5年ですとある。ここから判断するに、年金機構はオイラたちに未払いがあったときの年金を払うために検索しているのではない。不正な就業事項を発覚して、少しでも年金の支払いを減らそうと意図したものと思われる。なぜならば、過去の就業が元になって、たとえ年金が上乗せになるような事態になっても、そのほとんどは請求時効5年にひっかかるので、まずもってほとんど支払われることはない。けれども、受取人が悪さをしていたら、そこには時効などなく、徹底的にむしり取るという構図になる。
この間の、公務員への年金未払い問題でも、該当していたオイラたちへは時効5年ということで、理論計算上の1/3~1/4程度しか払い戻しは成されなかった。政治家による、年金機構に対する「時効とかアホいってないでとっとと払えボケ」という通達文書を見つけたが、徹底的に無視の構えを日本年金機構はとっている。
そもそもは、オイラの酒乱だった父親の手続きミスが元凶になっている。
けれども、その相手窓口担当者は、おそらくこの父親は適当なことを答えていると判断しても、年金機構が得をするのならばと無視をして知らんぷりをするという、そういう不遜な対応をしている可能性がある。
ひょっとして年金機構には、オイラの体験した IT 談合のような深い闇が横たわっているのではないかと勘ぐりたくなるのは、オイラだけだろうか?
民主党時代に長妻議員が、日本年金機構にたいする不祥事に関して、徹底的に原因解明してくれていたが、それでもまだ闇があって、今でも自民党のいうことも聞かないというこの年金機構という団体の存在は、一体なんなのだろうか?
PS1:スナック門のママも、旦那の退職のときに同じように損をしたといっていた。オイラたちにできることは、退職したときには必ず年金機構へ赴いて、手続きに必要な処理が正常かつ完全に終わっているか、徹底的に確認するしか他にない。
PS2:その反面、藤沢市役所はそうとうに親切で。日本年金機構に対して証明書類の解釈に疑義があるとして、たいへんに親身になってくれた。思うに、たとえば藤沢市役所のような団体が年金を取り扱ったら、現状の日本年金機構のように気の利かない冷たい態度をとることはあり得ないと思われる。
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