米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、日産自動車の長期会社格付けの見通しをこれまでの「安定的」から、中期的に格下げの恐れがある「ネガティブ(弱含み)」に引き下げたそうです。
米国など主力市場での苦戦が続くと予想したようです。
格付け自体は現在の「Aマイナス」を据え置き、フランス自動車大手ルノーや三菱自動車と組むことで事業が地理的に分散している強みや、健全な財務を考慮したようです。
日産の業績は悪化しており、2019年3月期連結決算は純利益が前期比57.3%減の3191億円でした。
格付け自体は据え置かれたものの、今後はしばらく厳しそうですね。
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