平成最後の取引は、48円安の22258円(安値は234円安)

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株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。

4月26日 金曜日

日本株について
本日は平成最後の取引。
日経平均株価は、48円安の22258円になりました。
前日より外部環境が悪く、また10連休前最終売買日で手仕舞い売りもあり、10時過ぎには安値となる234円安まで売られるところがありました。その後、22150円付近まで戻して揉み合いますが、後場中頃から右肩上がりになると48円安まで戻して取引終了。

〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金は2兆5756億円、出来高は13億1805万株。
値上がり銘柄数は731、値下がり銘柄数は1325、変わらずは84銘柄でした。

〇東証1部の業種別ランキング
12業種が上昇、21業種が下落
上昇率の高い順
精密機器、海運、鉱業、医薬品、その他金融、卸売

下落率の高い順
非鉄金属、金属、石油・石炭、倉庫・運輸、鉄鋼

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は83、値下がり銘柄数は138、変わらずは4銘柄でした。
上昇率の高い順
富士電機 8.28%高、第一三共 5.91%高、川崎汽船 5.09%高、京セラ 4.90%高、日野自動車 4.38%高

下落率の高い順
アドバンテスト 8.85%安、三菱倉庫 4.41%安、ディー・エヌ・エー 3.88%安、三菱マテリアル 3.42%安、東海旅客鉄道 3.38%安

〇本日の相場は弱含む展開を予想していました
欧米株の展開は少し売り材料。円高も売り材料。弱い外部環境に加えて10連休前最終売買日なので、リスク回避の手仕舞いと手控えで弱含む展開を予想していました。

〇米国株は少し売り材料
暴落した3Mの影響を除けばダウ平均は上昇、ナスダックは過去最高値更新、S&P500指数は過去最高値圏で横ばい。これだけ見ると強い印象ですが、米国株の項で書いています通り、高値圏と決算への警戒感から利益確定売りも目立っています。外需からディフェンシブ性の高い銘柄へ資金がシフトしているのも注視。

米国株が警戒する動きなのに、日本株だけ積極的に買われる可能性は低いと考えていました。

〇半導体関連株が売られやすいと予想していました
インテルが4-6月期と19年通期の売上高見通しを引き下げました。
株価は一時8%下げますが、終値は1.89%安まで戻しています。株価の戻りは好感されますが、売上高見通し引き下げは日本の半導体関連株にマイナス材料。

〇欧州株も少し売り材料
ドイツ(DAX)0.25%安、フランス(CAC)0.33%安、イギリス(FTSE)0.50%安。3指数揃っての下落は売り材料ですが、ドイツは10営業日ぶりの下落ですから(当然の調整、強さ継続の為)、これに連動して売られる可能性は低いと考えていました。

〇円高が売り材料
1ドル111円半ばまで円高進行。
前日は、少し円安でも(円安の恩恵を受けやすい)輸送用機器と電気機器が売られていましたので、円高になれば尚更のこと売られやすいと考えていました。

〇10連休前最終売買日
10連休中のリスクを回避する為、積極的に買い進める投資家はほとんどいないと考えていました。

〇平成から令和へ
本日は平成最後の取引。明日から10連休となり、連休明けは令和での初取引になります。
令和での初取引は幸先良いスタートになってほしいところですが、こればかりは分かりません。

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