高級酒場の撤退相次ぐ

[元祖SHINSHINさん]

藤沢では、「婆'sバー麗子」のみならず、

高いというイメージのある酒場の撤退が続いている。

「カスタム」店主情報だと、その上にあったクラブ系が撤退し、

その後釜すら決まっておらずオーナーは困っているという。

そもそも、一度でも高い店というイメージが顧客の頭にこびりついてしまうと、後になっていざ値下げをしても、その情報がそれまでの顧客に知れ渡ることもなく、ますます経営が悪化するという負の循環の中に巻き込まれる。

オイラの住んでいる緑豊かでウサギが闊歩するようなド田舎でも、

実はスペイン酒場の「ヒラソウル」が閉店するという。

といっても、「ヒラソウル」の場合はオイラのようなしぶとい顧客がまだいるので、電話してくれたらいつでも開けるという話だが。

結局、店を開いていても、食品の廃棄、カラオケ機器リース代金、冷蔵庫や看板などの電気代が大きく、赤字を垂れ流し続けている状況なので仕方がないのだという。

もっとも、この店の場合、大御所顧客の相次ぐ他界や事故による再起不能などなど、不幸が立て続けに生じているのだから仕方がないが。

しかも、ギャラの取れなくなった若い衆は、ほとんど酒を飲まなくなっている。車が売れないのと、理由が共通しているように想像できる。

そもそも、本邦では一般人のギャラが上がらなくなって久しいばかりか、

先行きの人口減少問題が影響して、経営陣は守りに入ってしまってアナグマ状態なのだから、ギャラは上がるどころか下がる恐れもあって、いっこうに景気が良くならない。

さらに政治家は、そんな状況でも消費税を上げようてんだから、景気が良くなるわけがない。

とっとと、ベイシック･インカムをやれっての。