たか〇さん お疲れ様です。
国内主要証券と海外証券で先物のポジションが大きく異なっている原因の一つは
投資スタンスが根本的に異なるからかも知れませんね。
「国内証券は逆張り、米系証券は順張り、欧州系はマルチ」
つまり株価が過熱気味になると国内証券は売り目線になりがちですが
米系証券はさらに買い上がる傾向があるので
最近の先物手口が大きく異なっているのはその所為もある様な気がします。
一方欧州系もソシエテ・ジェネラルとドイツは大幅に買い越していますが
(その他の主要証券はほぼ中立)
個人的には欧州系ヘッジファンドの買い注文(ショートカバー)が
背景にあるのではないかと考えています。
また国内主要証券が大幅に売り越しているもう一つの理由として
あくまでも妄想ですが、日銀がETFを売っている可能性もあり得ると思います。
日銀がETFを売買する詳しい仕組みは公表されていませんが
発注の流れは日銀➡信託銀行➡証券会社(バスケットを組成)です。
証券会社がどんな方法で株式バスケットを用意するかは明確になっていませんが
恐らく日経平均とTOPIX先物の売買が同時に行われているものと思います。
その場合、日銀がETFを購入すれば証券会社は先物を買い
その結果日経平均やTOPIX指数が上昇する。
逆に売り注文を受けると証券会社は先物を売り
その結果日経平均やTOPIX指数は下落するというイメージです。
因みに日銀がETFを売買する仕組みについては
日銀がETF買う場合、証券会社は先物を買ってEFP取引で現物株と交換し
ETFにしているという説が有力です。
逆にETFを売却する場合は先物が売られることになります。
(EFP取引の解説)
https://www.glossary.jp/sec/transaction/efp.php
3月の投資主体別売買動向をみると
信託銀行が1450億円売り越していたのでちょっと気になりました。
https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
但し全て個人的な妄想なのであしからず