元祖SHINSHINさんのブログ
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「小さな火葬式」
通夜も葬式もしない。
そういう方針でネット検索すると、すぐに「小さな火葬式」というのがみつかった。
もう、自宅へは戻ってこれそうもないと判断したとき、
すぐに連絡をした。
とんとん拍子で話がまとまって、あとはその段になったら連絡するだけ。
菩提寺と石屋さんにも挨拶を先回りしておいた。
火葬して49日が過ぎた頃、納骨式を行う。
菩提寺の常光寺に挨拶に行ったとき、奥方が対応してくれた。
常光寺では、火葬の際に必ず戒名を施すことにしています、費用は無料ですと教えてくれた。
あとは、納骨式の際にお布施をいただければ、それでイイのですという。
父親の時に、素晴らしく詩的な戒名をいただいた。
まさかタダだとは知らなかったので、驚いている。
きっと、べらぼうに高い料金が発生したから、あんな素敵な戒名を授かったのだろうと思っていた。
*
「小さな火葬式」だと、遺影も不要だ。
けれど、オプションで遺影を作ってもらいたいと申し出た。
5年ほど前だったと思う。
こういうことがあるとイケナイので、お互いに遺影を撮影しておいた。
場所は、寒川神社。他界した大御所の後ろには、寒川神社の中門と提灯が見える。オイラはこの写真を、お宝のように気に入っており、この背景共々遺影にして欲しいと業者へ依頼した。
ところが、パソコンが変わりソフトが最新のエプソンデータになったため、
業者のパソコンでデジタルデータを開くことができないとなった。
そこで、オイラのパソコンで紙に印刷して、それを写真にして欲しいと依頼した。
が、なんとそれもできないとなってしまう。
諦めるしかない、そんな風に思っていたら、4/16朝にドライアイスを交換に来た業者担当が、やっぱりできましたといって、大小組の遺影を差し出すではないか。オイラの理想通り以上のデキになっており、感動してしまった。
ドライアイスは3日間は込み料金だが、火葬場の都合で2日延長追加で1日10,800円×2日のところ、1日分だけでイイという。しかも、その他におまけ値引きが5千円だという。
想像するに、遺体を自宅安置したので業者の粗利が上昇したため、いろいろオマケしてくれたものと思われた。
料金は合わせて、215,000円。
明朗会計でとても親切、こんなにイイ密葬もないだろう。
*
火葬当日に菩提寺の住職が来てくれるが、その際には「お車代」を手渡すよう業者からアドバイスを受けた。だいたい1~2万円が相場だという。
お安いご用に思われた。
PS:別の日に改めて書くが、役所に行って手続きをしていると、
申請すると葬儀費用が5万円振り込まれるという。ありがたや。
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