吉野家ホールディングスは、今期(2020年2月期)の最終損益が1億円の黒字(前期は60億円の赤字)になる見通しだと発表したそうです。
新商品の展開やコストの抑制などで黒字転換を見込んでいるようです。
売上高は前期比3%増の2080億円、営業利益は10倍の10億円の見通しで、会見した河村泰貴社長は「牛丼と牛肉にスポットを当てたキャンペーンや商品展開を進める」との方針を示したそうです。
3月に販売を開始した「牛丼超特盛」が好評とのことで、店員の負担が小さいセルフ方式の店舗も広げる計画だそうです。
河村社長は商品の値上げについて「消費者が敏感に反応する」と指摘したうえで「常に慎重に検討しているが、現時点で決定していることはない」と述べたそうです。
併せて発表した2019年2月期の連結決算は、売上高が前の期比2%増の2023億円で、「はなまるうどん」などの積極出店が寄与したそうです。
最終損益は60億円の赤字(前の期は14億円の黒字)で、原材料高や人件費の上昇に加え、不採算店舗の閉鎖などに伴う減損損失の計上が響いたそうです。
4月からいろんなモノが値上がりしていますが、牛丼も値上げされてしまうんでしょうかね。
他社の動向が気になるところでしょうね。
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