ドラッグストア大手のスギホールディングス(HD)は、2020年2月期の純利益が前期比2%増の183億円になる見通しだと発表したそうです。
10年連続の増益を見込んでおり、110店舗の新規出店を計画するほか、利益率の高い調剤部門の伸びが貢献するようです。
売上高は6%増の5200億円、営業利益は8%増の280億円を見込んでおり、2019年2月期に910億円だった調剤の売上高は今期、1000億円を超える見通しのようです。
消費者は病院のそばの「門前薬局」より「日用品から食料品まで幅広く扱うスギHDの店舗を選ぶ傾向が強まっている」(笠井真経営企画室長)とのことです。
スギHDは競合他社に比べ、薬剤師を置いて処方箋を受け付ける店舗の割合が高く、差異化につなげているそうです。
2019年2月期の純利益は前の期比9%増の179億円、売上高は7%増の4884億円だったそうです。
4月下旬から毎週土日、店舗内のスペースで無料で介護予防体操を実施するほか、5月上旬には毎月1回、管理栄養士や薬剤師などの専門家による相談窓口を開設し、地域の健康増進に取り組む拠点として来店機会を増やす狙いがあるようです。
スギ薬局はすでにあちこちにいっぱいあるのに、さらに今年110店舗の新規出店を計画しているんですね。
ドラッグストアも飽和状態になってくるんでしょうね。
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