必ずしも「逆イールド=リセッション」という訳ではないのに
市場の反応は少々過敏過ぎると感じるのですが
恐らくリーマンショックが脳裏を過っているのかも知れません。
米国の金利が逆イールド現象を起こしたのは2007年以来です。
その時は約1年後にリーマンショックが起こったので
最近の市場はフラッシュバック状態にある様な気がします。
因みにトランプ大統領と安倍首相の共通点。それは株価への拘りだと思います。
ですから「逆イールド➡株価下落」は想定外だった筈で
粛々と利上げを進めるFRBに圧力をかけたことが裏目に出たとも言えそうです。
ただ注意したいのは、米国経済がリセッション入りするかどうかは別にして
このタイミングでヘッジファンドの介入が強く疑われることです。
今週に入りNK225先物の出来高が急増していることや
NY市場より東京市場の下落率が大きくなっていることなどを踏まえると
当面右下下がりの乱高下相場を想定して置く方が賢明だと感じています。