うちの大御所は年金の一番いいときのヒトだから、
たまたま入院費をなんとか賄えているが。
オイラがこうなったらと思うと、憂鬱になる。
第一、年金が当てにならない。
いつ開始されるのかも不透明だ。
終身医療というのに入るしかないと考えている。
1日1万円を確保しないと、入院する羽目になったときやばい。
何もしない近藤誠プロトコルを選択したとしても、
あるいは積極的な治療をすればなおのこと、
入院費の土台となっている食事代やらリネン代名目の金額が、
どーも高くて、長期療養制度で月に19万円になってしまう。
この制度が当てはまらないと、もっと高くなる。
たぶん、月に24万円くらいになると思う。
差額ベッドが1日2,500円だと、30日でこの分だけで75,000円になる。
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終身医療の中に、オモロイのを見つけた。
三大特定疾患になると、保険料支払いが免除になるという仕組み。
オイラの場合、父親が肝臓ガン、母親が肺ガンなので、
オイラもガンになるのは必至と考えると、上の仕組みは美味しい。
とりあえず煙草をきっぱりと止めて、浮いた金で終身医療保険に入る。
が、死亡保険はつかない。
今、契約している共済年金だと、将来的に1日入院保障が尻つぼみになっていく。ただし、死亡保険がつくのが利点だ。
オイラが死ぬとき、オイラの死亡保険なんて考えたってしょーがないのだが、気分的に親戚(あるいは東京スター銀行)に少しでも金が回った方が、死ぬときの気分がイイ。
医療保険は複数入っていても、すべて同時期に有効になると保険会社の人間に確認した(火災保険だとそーわ行かない)。この方法ならば、少なくとも入院医療費による瞬時的な破綻はなんとか免れる計算になる。