ビール大手5社が16日、発表した2018年のビール系飲料の課税済み出荷量は、前年に比べて2.5%減り、前年割れは14年連続で、過去最低を更新したそうです。
ビール離れに歯止めがかからず、ピークの1994年から3割縮小したそうです。
業務用の値上げのほか台風など自然災害も響いたようです。
ビール系全体は、PBを含めると3億9390万ケース(1ケースは大瓶20本換算)と、初めて4億台を割り込んだそうです。
ビールが5.2%減り、発泡酒が8.8%減った一方で、第三は3.7%増え、5年ぶりプラスだったそうです。
首位のアサヒのシェアは、37.4%と1.7ポイント下げ、業務用の値上げが響き、主力ビール「スーパードライ」が振るわなかったようです。
2位のキリンは全体の出荷量を唯一増やし、消費者が節約志向を強めるなか新商品「本麒麟」で低価格な第三の市場をけん引したほか、イオンなどのPBも貢献し、シェアは34.4%と2.6ポイント引き上げたそうです。
両社のシェアの差は7.3ポイントから3ポイントに縮小し、2.8ポイントだった2013年以来の小ささとなったそうです。
第三ではキリンが2017年にアサヒに明け渡したシェア首位を奪還したとのことです。
「本麒麟」は江口洋介さんのCMを見て、飲んでみようと思った人は多いかもしれませんね。
ちなみに、まだ私は飲んだことはないです。
2502:4,319円、2503:2,439.5円、8267:2,174.5円