投資歴20年のmasaさんのブログ
銘柄選びと登録銘柄のコツ
情報誌に掲載されました
詳しい内容はHP上段に書いています。
http://homepage777.life.coocan.jp/
「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
12月21日 金曜日
「 日本株について 」
本日の日経平均株価は、226円安の20166円になりました。
欧米市場の下落と急激な円高を受けて売り先行。20200円から20300円の間で揉み合った後に下放れると、安値となる20006円まで下げ幅を拡大させました。後場は20200円まで買い戻されるも早々に往って来い。その後は少しずつ下値を切り上げて226円安の20166円で取引終了。
〇東証1部の売買代金と騰落状況
売買代金3兆5573億円、売買高は20億6731万株。
値上がり銘柄数は225、値下がり銘柄数は1886、変わらずは19銘柄でした。
全体の9割が下げる全面安。
〇東証1部の業種別ランキング
上昇した業種はありません。33業種全てが下落
下落率の高い順
その他金融、不動産、海運、その他製品、電気・ガス
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は24、値下がり銘柄数は199、変わらずは2銘柄でした。
上昇率の高い順
TDK 4.12%高、アドバンテスト 1.94%高、東京エレクトロン 1.70%高、日立建機 1.68%高、太陽誘電 1.67%高
下落率の高い順
ユニー・ファミリーマートHD 6.31%安、サイバーエージェント 5.61%安、東海カーボン 5.48%安、川崎汽船 5.29%安、IHI 5.00%安
〇米国株の大幅続落が売り材料
ダウ平均は1.99%安(464ドル安)、ナスダックは1.63%安、S&P500指数は1.58%安。主要3指数が揃って続落。下げ止まることなく、大きな節目となる23000ドルを完全に割り込んでしまいました。これは日本株への売り材料になりますが、米国株の反発を先取りする押し目買いも入ると考えていました。
〇欧州株の大幅安も売り材料
ドイツ(DAX)1.44%安、フランス(CAC)1.78%安、イギリス(FTSE)0.80%安。3市場揃っての大幅安は売り材料。
〇急激な円高
前日まで1ドル112円半ばで推移していましたが、111円の攻防になるところまで円高進行。これは大きな株売り材料になったはず。
〇3連休前の捉え方が分かれそう(明日から3連休です)
連休前は、連休中の外部要因(欧米株、為替、原油など)がどうなるか分からないので、リスク回避の手仕舞いが多く出る傾向にあります。でも、今回は連休中に米国株が大きく戻す可能性もありますので(そうなれば連休明けの日本株も大幅高になる可能性が高いので)手仕舞いによる下落が一方的に続くことはないと考えていました。
〇大きな節目が下値抵抗に
20000円が下値抵抗になりました。
安値で20006円まで売られましたが、その後は底固く推移して20166円で取引終了。20000円までに押し目買いする投資家が増えると思っていました。
〇前日までの見方と変わり無し
226円安と続落しましたが、前日までの見方と変わり無し。
----- 書いていた内容です -----
〇急激に戻す可能性あり
今回のFOMCを受けて、米国における景気後退の可能性は少し低下したと考えています。今年が利上げ4回で来年が3回でも緩やか、それでも2回まで減らしているのですから「景気次第で臨機応変に」という良いメッセージが送られたと考えています。場合によっては来年の利上げを2回から1回と更に減らしてくるかもしれません。
日米共に大きく売られているので「FOMCの判断は正しく、景気後退の可能性は少し低下した」と書いても信憑性にかけるかもしれませんが、もしも米国株が上昇すればそのような見方は増えてくるかも。
このように考えると今の暴落は「行き過ぎ」という印象で、大きく売られている日本株についてもいつ見直し買いが入ってもおかしくないと考えています。テクニカル的にも、直近高値の22600円付近から短期間で2208円(10%近く)暴落していますから、割安感と値ごろ感も十分に出ています。ひょっとしたら近いうちに暴騰もありえるのではないかと。相場に期待と楽観視は禁物ですが。
----- ここまで -----
〇連休明けの相場
日本が連休中、米国株は2営業日あります。
2営業日で大きく戻せば、連休明けの日本株も大きく上昇する可能性が高い。逆に大幅安なら20000円割れを想定しなければいけません。
〇銘柄選びについて
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