一昨日調理してみたのだが、思っていたより苦みがあった。
その苦みがバジルから来ているのか、松の実から来ているのかわからない。
ほんのりとした苦みなので、慣れると癖になるのかもしれない。
その苦みの後に、マイルドな塩気とチーズのコクがやって来る。
やっぱり、慣れると癖になりそうだ。
ただし、他のオイル系パスタと違って、ゆで汁を混ぜるなどの工程がないので、油っぽく感じるのが難点だ。他のオイル系パスタと同様、パスタを投入する前に、ゆで汁をバジルソースに混ぜてみる方がいいのではないかと感じた。
チーズはパルミジャーノ・レッジャーノにしてみた。高いんだけど。
松の実をローストするのを忘れたが、他の材料は火を入れずにミキサーにかける。ミキサーにかけるとき、最初はオリーブオイル抜きでミキサーしないと、うまいこと粉砕されない。粉砕されたらオリーブオイルを少しずつ混ぜていくとイイらしい。オイラは一気に入れたが。
偶然だが、安住の番組に葉加瀬太郎が出ていて、このジェノベーゼを食していて、彼も作ってみたいと言っていた。
葉加瀬太郎は若い頃から料理が好きで、音楽の志望校に落ちたら料理人になろうと真剣に思っていたという。
ところで、ネット調査すると、イタリアで「ジェノベーゼ」と注文すると、
まったく違った調理が出てくるのだという。
本邦で言っている「ジェノベーゼ」を注文するには、
「ペスト・アラ・ジェノベーゼ」と頼むとイイらしい。
ペストというと感染症を思い出してしまうが、おそらくペーストの発音が縮まってるんだろう。
次はバジルの代わりに、ホウレンソウとか他の緑野菜を使ったら、
どーなるのか知りたいし、やってみたいと感じた。