東芝の自社株買い第３弾は1071億円今日から最大4568億円

[TAROSSAさん]

東芝は21日、東京証券取引所の立会外取引により1071億円分の自社株買いを実施したそうです。

国内企業では最大級となる７千億円を上限とした自社株買いの第３弾で、過去２回分と合わせ、取得額は2431億円に達したそうです。

購入価格は前日終値の１株3925円で、これまでで最も高く、来年11月まで順次買い付けるそうです。

自社株買いは市場に流通する株式数を減らすため株価が上がりやすくなるとされ、株主還元策と位置付けられていますが、東芝は既に発行済み株式総数の約10％を取得しており、全てを消却する予定だそうです。

また、東芝は22日から通常の立会取引で自社株買いを始めると発表したそうです。

最大1億9550万9400株（自己株式を除く発行済株式総数の約32%）を取得し、株式取得総額の上限は約4568億円となるそうです。

これまでは立会外取引で自社株買いをしていましたが「一定の株式数の取得が完了した」ことなどにより方針を変えるようです。

東芝は18年11月9日～19年11月8日の間に2億6000万株（7000億円）を上限に自社株買いをする方針を掲げており、既に2431億円分取得しているので、明日からの自社株買いは7000億円から2431億円を差し引いた最大約4568億円となるわけですね。

6502：3,865円