東レがサトウキビやトウゴマから人工「スエード」を開発

[TAROSSAさん]

東レは、サトウキビの廃糖蜜やトウゴマの種から搾ったひまし油を使った、スエードのような人工皮革を開発したと発表したそうです。

人工皮革は、石油を原料にしたものが多い。今回は植物由来の原料比率が約３０％で、担当者は「いずれは１００％植物由来の製品を目指したい」とのことです。

来年１月、「Ｕｌｔｒａ（ウルトラ）ｓｕｅｄｅ（スエード）　ＢＸ」として出荷を始めるそうです。

人工スエードは天然のものと違い、光で変色したり色落ちしたりしにくく、このため衣類だけでなく、高級車の内装への採用もめざすようです。

電気自動車（ＥＶ）など、環境意識の高い消費者向けに受け入れられると期待しているようです。

コストがどれくらいかかるか把握していませんが、おそらく石油を原料にしたものよりは高いんでしょうね。

それでも植物由来のものが欲しいという人はいるでしょうね。

3402：916.4円