現実のリアルマネーの世界は、イカサマだとって譲らない。
一方で、将来の日銀電子マネーによる対策も、すべてイカサマだといって譲らない。
真面目に考えると、ごもっともである。
しかし、真面目に考えれば考えるほど、当たり前にすら思え昭和21年に起きたという徳政令、つまり借金棒引きというイカサマと、日銀電子マネーによるイカサマと、現代人はどっちにかけるのであろうか。
★「トランプ暴落前夜」
副島隆彦著 祥伝社 H30.11.10.初版第一刷
後者の方が、魅力に満ち満ちていると思う。
どっちもイカサマだとしたら、少しでも魅力のある方を選ぶのが人情というものだ。
もしも副島隆彦が日銀総裁だったとしたら、間違いなく後者を選ぶのではないかと思う、熟考の末に。違うだろうか?
「Killing me softly」、オイラと違って、普通の人はそう思うのではなかろうか。