カルシウムは既に充ち満ちている

元祖SHINSHINさん
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酒飲みは大腿骨を骨折しやすいという噂があって、毎日ではないにしろ、ビタミンD入りのカルシウム剤を摂取していた。過去形になっているのは、今では飲むのを控えているからだ。ヘルスメーターでは数年前から骨量マックスになっており、摂りすぎはよくないと考えている。

たまたま見つけた保管してあった古ーい書籍を見ると、
カルシウムが足りないとインスリンの効き目が悪くなると書いてあった。
この書籍がどれくらい古いのかというと、1989年。
今ではこうしたカルシウム学説が、どーなっているのか不明なのだが。
(でも、オイラの場合にはカルシウム量がマックスと思われるのに、インスリンの効きが悪くなっているらしい。)

論文を読むのが趣味だという、TVによくでている東大出の薬学博士に訊いてみたい。

カルシウムと血圧に関しては、カルシウムが足りないと血圧が上がる方向へ行くのは確かなようだ。降圧剤の中に、カルシウムブロッカーというのがあって、この薬理作用だけ知っているとカルシウムがありすぎては血圧が上がるのではないかという人が多いのだが、実際は異なっているようだ。

また、血清カルシウムが足りないと、ヒトは自分の骨からカルシウムを取り出してしまい、骨がもろくなるのでこれもまた、よろしくない結果となる。

カルシウムを取ると気が静まるという説もあるので、交感神経の興奮を抑える結果、血圧が下がる方向に行くのかもしれない。

PS:昨日のカリウムの話で書き忘れたことがあった。低カリウム血症で有名な作用というと、血糖が上がる作用よりも、血圧が上がる作用の方が有名だ。体内のカリウムが足りなくなると、ナトリウムの量が相対的に多くなってからだがむくみやすくなると同時に、血圧が上がる方向へ動くようだ。

また、カリウムが足りないといって、ばかすかカリウムを摂取してしまうと、これまた心臓が止まったりするのでやっかいだ。飼い猫で体験した話だが、動物を安楽死させるとき(ホントに安楽死なのかどうか、それで死んだことがないので不明だけど)、カリウムを血管内に注射して心臓を止めるほどだ。

ターゲットの値は高すぎても、低すぎてもいけない。面倒くさい。


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