震度7を記録した地震で北海道では、ほぼ全域が一時停電し、長引く停電で都市機能はマヒし、市民生活に支障を来しているようです。
テレビが見られず、数少ない情報源や通信手段となったのが、スマートフォンや携帯電話で、電源を求める市民の姿もあり、札幌市役所は本庁舎で充電サービスを始めましたが、午後1時半までに「受付を終了」の看板が出たそうです。
充電を求める人々の列は庁舎外まで延びていましたが、「今から並んでも4時間かかり閉庁になる」という理由だそうです。
「もう終わりってどういうこと」と警備員に詰め寄る女性もいたそうです。
札幌市東区の携帯電話販売店では、正午ごろから店内に簡易発電機を設置し、携帯電話用の充電器を市民に開放したそうです。
従業員5人が出社し、入り口に「無料充電対応中」という貼り紙を出し、20台の携帯電話を充電したそうです。
1人30分限定で、10人以上が列をつくり、利用者からは「本当に助かる」という喜びの声が聞かれたそうです。
この店は午後2時半ごろに電気が復旧し、店内の大型スクリーンやテレビの電源が突然入り、携帯電話端末の充電を待っている人や従業員ら店内にいた約20人から拍手が起き、歓声が上がったそうです。
北海道でみんかぶをされている方もたくさんいらっしゃると思います。
今回被災された方々、心からお見舞い申し上げます。