元祖SHINSHINさんのブログ
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電子レンジとオーブンとで、使える容器の違い
イトーヨーカ堂にあるダイソーにて、
ケーキ型を買おうとすると、
表示マークに「電子レンジ不可、オーブン可」と書いてある。
はた、とオイラは思うのだった。
「電子レンジのオーブン機能だと、使えないんだろうか?」
イトーヨーカ堂で訊いてみたら、よくわからないという。
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TV通販で、取っ手の外せるIHでも使えるフライパンの宣伝をしていた。
取っ手を外せば、オーブンでも焼けるという。
「電子レンジのオーブン機能だと、使えないんだろうか?」
他社製ティファールに電話で訊いてみたら、よくわからないという。
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電子レンジを製作・販売している日立とかなら、知ってるかもしれない。
「電子レンジは電磁波(マイクロウェーブ)で対象を熱します。オーブンの方は、電熱線で対象を熱します。前者の場合は、アルミ製品など金属製のものを入れるとスパークするなどして、電子レンジの故障・火災など危険があり使用禁止です。後者の場合は、耐熱性でさえあればその容器は使用可能です。言い換えると、電子レンジの温め機能は電磁波によるものなのでアルミなど金属製のものは使用禁止ですが、電子レンジのオーブン機能は電熱線によるものなので、耐熱性であればたいがいの素材でその容器は使用可能です」
つまり、ダイソーの商品についていたマークの意味、電子レンジ不可は「電子レンジの電磁波を使った温め機能では使用禁止」という意味で、オーブン可は「電子レンジなど含め電熱線で加熱するオーブン機能だったら使用可能」という意味になる。知っていないと理解できないし、はっきり言って表示が紛らわしい。ユーザーにも、販売側にも誤った理解により機会損失となっていると想像できる。ダイソーへは問合せメールを出しているのだが、返事が全くない。
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前話で書いたケーズデンキにいたソフトバンク担当者は、家電コーディネーターの資格も持っているというので、上記の件を訊いてみた。また、ケーズデンキにいた店員にも。二人とも、日立と同じことを教えてくれたので、この情報に間違いはないと思われる。
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