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スタートトゥデイが「ゾゾスーツ」の無料配布などにより営業減益
スタートトゥデイは、2018年4―6月期の連結営業利益が前年同期比26.4%減の58億円になったと発表したそうです。
プライベートブランド(PB)の先行費用や採寸を行う「ゾゾスーツ」の無料配布による費用などが利益を下押ししたようです。
ただ、費用発生は想定通りとし、2019年3月期の通期業績予想は据え置いたそうです。
前澤友作社長は会見で「減益だが、既存事業は順調に伸びている。PB事業のコストは、順次解消されていく」と述べたそうです。
PB事業はゾゾスーツ配布費用、エンジニアなどの人件費、初代ゾゾスーツの清算費用などがあり、30億円の赤字となったそうです。
ゾゾスーツの配布は続くため、通期でも黒字転換は見込んでいないとのことです。
ゾゾスーツは、現時点で112万8333枚出荷しており、第2四半期以降は、配布を強化し、ゾゾタウンでの商品選びにも活用できるなど、シナジーを求めていく方針だそうです。
PB商品の取扱高は、第1四半期は1.1億円にとどまりましたが、第2四半期は15億円、第3四半期は77億円、第4四半期は107億円に伸ばし、年間で200億円の計画を達成する見通しのようです。
1人あたりのPB購入金額は9719円で期初計画の7500円を上回っているとのことです。
8―9月にはネクタイやホールガーメントニット、長袖Tシャツ、10月以降は女性向けセットアップスーツ、コート、インナーなどを投入する予定だそうです。
また、靴やブラジャーの商品化に向け経験者・専門家の募集を開始しており、前澤社長は「人材の募集を行うということは、計測について何らかのめどが立っているということ」と述べ、難しいとされる靴などの商品化にも自信を示したそうです。
2019年3月期の連結売上高は前年比49.3%増の1470億円、営業利益は同22.4%増の400億円の見通しを据え置いたそうです。某紙がまとめたアナリスト14人の営業利益予測の平均値は403億円となっているそうです。
「ゾゾスーツ」は今後の収益を得るための先行投資的な費用ですよね。
「ゾゾスーツ」が届いた人が、どれくらい商品を購入してくれるんでしょうかね。
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関連銘柄:
ZOZO(3092)
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