「土用の丑の日」に外食やスーパーでウナギが高くても好調

TAROSSAさん
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土用の丑の日の20日、大手外食チェーンの店舗やスーパーの店頭にも、ウナギを求めて多くの人が訪れたそうです。
稚魚の不漁による価格高騰で割高になったメニューがあったものの、販売は堅調という店が多かったようです。

吉野家ホールディングスが展開する「吉野家」の東京都心の店舗では、「鰻重」を食べた60代の男性会社員は「暑いので力をつけたい。価格も考えると満足です」と笑顔を見せたそうです。
ウナギ関連のメニューは790円からで、12日に40円値上げしましたが、ウナギの量が多い1000円以上のメニューが人気を集めたそうです。

値上げをしても売れ行きが好調だったのは大戸屋ホールディングスの定食店「大戸屋」で、うな重は2500円と今春の期間限定販売時より500円値上げしましたが「影響はない」(同社)とのことです。
20日の販売数量は19日までの3倍となり、値上げ後も専門店より割安な値付けが奏功したようです。

すかいらーくホールディングスの「夢庵」のうな重は2499円(税別)で、鹿児島県産の良質なウナギを採用したことで2017年より500円上昇したものの、それでも受けはよく、高齢者から会社員まで幅広い客層がランチ時から来店したそうです。

コンビニエンスストアやスーパーでも販売は堅調で、ファミリーマートでは、うな重などの予約数量が前年を1割超上回って推移したそうです。
主力品の価格を前年比100円引き上げましたが、予約申し込みに限って100円値引くキャンペーンを展開し、予約販売への誘導につながったようです。

イオンリテールでは20日までのウナギ関連商品の販売数量はほぼ前年並みだったそうです。
単価上昇の影響もありましたが、質の良い国産ウナギは好調で、割高でも質やボリュームを重視する消費者の傾向がうかがえたようです。

最近は中国からの輸入ウナギも安価で品質が良くなったようで、売れ行きは良いようですね。
ただ、土用の丑の日くらいは高くても日本のウナギを買い求める人が多いようですね。

9861:1,872円、2705:2,211円、3197:1,606円、
8028:10,440円、8267:2,228円
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