あすか製薬は、製造販売した高血圧症治療薬のジェネリック医薬品(後発薬)「バルサルタン錠AA」に発がん性があるとされる物質が混入した疑いがあるとして、自主回収を始めたと発表したそうです。
服用すると重い健康被害が出る可能性がありますが、これまでに報告はないとのことです。
対象は20㎎▽40㎎▽80㎎▽160㎎−−の4種類約1200万錠で、2014年5月〜2016年12月に出荷され、1315の医療機関や薬局に納入されたそうです。
中国で製造された薬の原料に問題のある物質が混入しているとの情報がスペインから厚生労働省を通じて寄せられており、混入の程度や原因は調査中とのことです。
この薬は医療用医薬品のため、医師の処方箋なしでは購入できないそうです。
あすか製薬は「自分の判断で服用を中止せず、医師に相談して先発薬や他社の後発薬に替えてほしい」と呼びかけているそうです。
早く原因を究明してもらいたいですね。
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