カルビーと順天堂大学は、カルビーのシリアル「フルグラ」の健康価値に関する共同研究を始めるそうです。
今後３年間、朝食などでフルグラを摂取することによる、高血圧などの生活習慣病の予防効果を検証し、共同研究の成果を消費者に積極的に発信して、健康食品としての認知を高めることでフルグラの販売をてこ入れするようです。
フルグラは1991年に発売したドライフルーツ入りのシリアル。松本晃会長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）が2009年に就任後、健康志向の朝食として打ち出したことで、幅広い年齢層に人気を博しており、2018年３月期のフルグラ事業は254億円と主力のスナックに次ぐ収益の柱に育ちましたが、近年、売上高が頭打ちになっているそうです。
東京都内で記者会見した松本会長は「フルグラは食物繊維や鉄分が豊富な典型的な減塩朝食。本当に健康にいいのか、しっかりデータで証明していきたい」と強調したそうです。
天皇陛下の執刀医でもある順天堂大の天野篤教授は「データ収集を通じて、日本人の食事に多い塩分摂取量のコントロールにつながるような成果が得られればと思っている」と述べたそうです。
カルビーは将来的にフルグラ事業で１千億円の売り上げを目指しているそうです。
最近はスーパーやドラッグストアの特売品にもなっていますね。
私自身は、お菓子よりもフルグラの方が健康にも良さそうなので、会社で小腹がすいた時にお菓子代わりにフルグラを少し食べています。
2229：3,935円
