またまたセレンディピティが起こってしまった。
合挽肉をフリーザーパックに入れて凍らせ、
必要時に必要な量、おもむろに取りだして、
そのまんまフライパンで焼いていた。
なお、フリーザパックに入れた合挽肉を、
鍛え上げられた腹筋のように、あらかじめ菜箸で溝をつけておく。
そうすると、必要時にカレールーの如くパキパキ折れるので便利だ。
油は最初にひいていたのを、オイラは視た。
肉の方は凍っているため、案外、油が飛び散ることがないという。
塩こしょうは振っていないし、水も加えていないが、
すぐにフライパンにフタをして、2分焼いていた。
その後、肉をひっくり返して、
チーズとピーマンなどを上面に載せ、
フライパンにフタをして、2分蒸し焼きにして、完成。
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鮭の切り身も刺身用を用意して、
ラップに包るんで凍らせる。
鯛の切り身も同様にして凍らせる。
鮭はマリネにし、鯛は必要な調味料を加えて炊飯器で炊いていた。
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大変に便利な手法に思われる。
出演した女性指導者は、フリーザー料理のプロのようで、
書籍も多数出版されているらしい。
冷凍庫の中は、書籍と見まがうように整理して並べられていた。
フリーザーパックに入れられた材料が、きちんと立てられている。
保管スペースも取らない仕組み。
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オイラもカレー書籍で知って、
タマネギをみじん切りにしてフリーザパックで凍らせていた。
必要時に必要なだけ、カレールーのようにパキパキ折って
フライパンで焼いた。
切ってフリーザパックに入れるのと、調理する時間が分離している。
隙間時間を使って、事前調理ができるという算段、なるほど。
ただ、肉と違ってフタをしていないのだが、
なるほど、フタをすれば蒸し焼きの要領で早く火が通るということか。
というわけで、フリーザー料理のプロが書いた書籍を捜してみる。