一昨日はクドローNEC委員長の「貿易戦争ではなく交渉だ」という発言を受け
ダウは安値から700ドルもの猛反発を見せました。
しかしトランプ大統領は5日声明文を公表し
「中国の不当な報復を踏まえて」1000億ドルの対中追加関税の検討を
通商代表部に指示。
一方中国は米国産大豆に追加関税措置を取るなど
相変わらず関税引き上げの応酬が続いています。
果たしてこうした事態が「交渉」と言えるのか?
交渉ならきちんと向き合って行うべきで、感情的なやりとりが続けば
一昨日の700ドル戻しが大きなシコリになる可能性があり心配です。
折角円安に振れ、漸く落ち着きを取り戻した東京市場ですが
まだまだ波乱は続きそうな気配です。