今日の日経平均は後場に入り急速に戻しましたが
ファナックや、ファーストリテなど寄与度上位10社で約100円上げています。
従って今日後半の上げは実需買いによる反発ではなく先物主導の反発で
年初来先物を6兆円売り越しているヘッジファンドによる
買い戻しの可能性が高いと考えています。
日経平均株価は年初から約3000円下落していますが
これは海外勢の実需売り2兆円と先物売り6兆円が大きく影響しています。
しかし売り建てた先物は何れ買い埋めしなくてはなりませんから
何れ日経平均の上昇圧力として働きます。
今日終盤急騰したのはその所為ではないかと思います。
何故なら、このところ先物主導による株価の乱高下が多くなっていますが
ナイトセッションでもかなり揺さぶりを感じるからです。
つまりNY市場が大きく上げても、東京市場の反発は極力抑えたい
そんな意思が働いている様な気がしてなりません。
現在ダウ先物は340ドル、ナスダック100先物は105pt上昇していますが
円安傾向にも関わらず日経平均先物は上げ幅を徐々に縮めています。
この状況が続けば、今夜ダウが400ドル上げても
明日の日経平均は殆ど横ばいか、やや高め程度で始まる可能性があります。
因みに明日は佐川氏の証人喚問が行われるため
投資家心理は慎重にならざるを得ない弱気の状態だと思います。
株は心理戦だと言われますが、ヘッジファンドの手口もまさにそうなので
日経平均の頭を抑えつつ先物を徐々に買い戻す作戦ではないかと。。。
得意の妄想です(^_^;)