20日のナスダック指数は、前日大幅に下落したため自律反発しましたが
フェイズブックは下げ止まらず、ツイッターも10%以上下落するなど
相場環境は思わしくありません。
しかも昨夜の反発が弱かったことを考えると
今夜以降もナスダック指数は軟調な展開が予想され
中でもハイテク株は暫く調整を余儀なくされると思います。
取り敢えず今夜のFOMC後に開かれるパウエル議長の記者会見で
年内利上げを市場が3回と予想すれば米国株には追い風になるでしょう。
しかし東京市場は再び円高に振れる可能性が高く
そうなると輸出比率の高いハイテク株には逆風です。
一方利上げ観測が年4回になれば米長期金利が上昇し米国株は下落。
この結果為替が円安に振れたとしても(実際には米株安➡円高かも)
東京市場は森友問題で投資家心理は冷え切っており
円相場よりNY市場の株価に反応する可能性が高いと考えています。
つまり米国の利上げ予想がどちらに転んでも円安に振れる可能性は低く
外需関連、取り分けハイテク関連株は軟調に推移すると予想しています。
という訳で、少なくとも今月中は小型の材料株や
好業績が期待出来る内需株を中心に売買しようと思います。
特にマークしたいのは「セルフレジ・ICタグ」「5G」「SaaS」「RPA」
「量子コンピュータ」「ドローン」「カジノ関連」で
ハイテク関連(「EV」「半導体」「精密機器」など)は
暫く様子を見ることにします。
因みに国内のハイテク銘柄はジャスダックに多く上場しているため
ジャスダック指数にも注目して置きたいと思います。