埼玉県は、行田市の老舗足袋メーカーをモデルにし、昨年末に終了したTBS系テレビドラマ「陸王」の県内への経済波及効果が約10億2千万円に上ったと発表したそうです。
県は独自の分析ツールを使って、ドラマが放映された昨年10~12月の3カ月間の観光案内所の来客数やアンテナショップ「ぶらっと♪ぎょうだ」の売り上げなどをべースに経済波及効果を算出したそうです。
陸王は作家の池井戸潤さんの小説をドラマ化し、俳優の役所広司さんが主役を演じたもので、創業100年以上続く老舗足袋メーカー「こはぜ屋」がランニングシューズ「陸王」の開発に挑み、奮闘する姿を描き、高視聴率を獲得したそうです。
こはぜ屋のモデルは行田市の老舗足袋メーカーで、同市で多くのロケが行われたこともあり、観光客が増加したそうです。
同市の足袋メーカーは生産が追いつかず、同市の銘菓「十万石まんじゅう」の販売も好調で、地元に大きな波及効果を与えたとのことです。
行田市もドラマに全面的に協力した甲斐がありましたね。
ドラマでは愛知県の豊橋市も舞台になりましたが、そちらの経済効果はどれくらいあったんでしょうね。
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