TAROSSAさんのブログ
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海外投資家が日本株を3年ぶり買越し個人投資家は6年連続売越し
東京証券取引所が発表した平成29年の投資家別株式売買状況によると、日本株の売買で約7割のシェアを握る海外投資家は平成26年以来3年ぶりに買い越しに転じ、買越額は、東京・名古屋2市場で7532億円となったそうです。
10月の衆院選での自民党圧勝を機に海外勢が日本株への積極姿勢を強めたとみられ、日経平均株価は約26年ぶりの高値をつけました。
平成29年の平均株価は、歴代最長の連騰記録となる10月2~24日の16営業日続伸などを受け、年間で3650円57銭(19.1%)上昇しており、みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは「海外勢は、9月までは為替相場の円高を警戒して様子見だったが、衆院選で潮目が変わった。自民党が圧勝して政策が進むとの期待感が高まり、日本株の買いにつながった」と指摘したそうです。
平成30年の海外勢の日本株への姿勢については「米国株と為替次第」とみているようです。
一方、国内の個人投資家は6年連続で売り越し、売越額は5兆7934億円で、過去最大だった平成25年の8兆7508億円以来4年ぶりの大きさだったそうです。
個人は、相場上昇時に売りにまわる「逆張り」が多いとされ、株高局面で利益確定の動きに出たようです。
私も「逆張り」派ですが、昨年は一度も取引きをしていないような気がします。
個人の売り越しは、相続した株の売り出しが大きく、これからも増えそうですね。