CME通貨先物市場では投機筋による円売りが進み
円ショートは2013年12月以来の高水準になっています。
しかし米国では弱い経済指標や
物価の低迷が長期化する可能性を指摘したFOMC議事録により長期金利が低下し
ドル円相場は一時111円台前半まで円高が進みました。
現在は111.53円まで戻していますが
米長期金利の低下がさらに続けば、短期筋による円ショートの巻き戻しが起こり
一段と円高が進む可能性もあると思います。
一方、11月の東京市場は個人が8か月ぶりに買い越しに転じ
為替感応度がやや低下していることから
111台を維持出来れば大幅な下落は無いと考えています。
何れにしても、漸く新興市場が活気付いて来ただけに
12月相場もこの勢いを引き継いで欲しいものです。