調剤用データベースも藻屑になった。
社内セキュリティの不合理さが仇になった。
しょーがないから、コツコツと復旧作業に当たっている。
ネットで医薬品添付文書を表示して、
現段階で必要な情報をデータベースにコピーし、
その上で使用期限情報や在庫場所情報を書き込んでいる。
そうしているうちに気がついた。
データベースに情報をコピーしているだけでも、記憶に残りやすい。
その作業は、効率は悪いが授業でノートした情報を、
あらためて別のノートに整理して書き写すという作業に該当すると思われる。
さらにオモロイのは、
データベースは情報の抽出が得意なために、
一度入力した情報の中からキーワード検索・抽出すると、
該当する品目がすべて表示できる点だ。
その内容は、紙に印刷することもできるし、
表示フォームとして電子で閲覧することもできる。
これにより、類似情報がよりスムーズに頭に入るようになる。
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転じると、この手法は、
学業のみならず、法律関係や社内資格試験などにも応用できるだろう。
その上でさらに、「記憶の宮殿」方式な記憶方法をプラスすれば、
そうとうに効率的な記憶が可能になると思われる。
もちろん、人工知能には遠く及ばないのであるが。
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もうちょっと研究すると、学習用の書籍にできそうだ。
ついでに、医薬品データベースも既存のものと異なる特性を持たせて、
さらにリーゾナブルにすると、売れるかもしれない。