先の中国共産党大会で、チャイナセブンから北寄りの指導者3名が失脚したため
北も中国に対して強硬的な態度は取り難くなったうえに
韓国が独自の経済制裁を決めるなど包囲網が着々と出来上がりつつあり
北を藪の中から引っ張り出す作戦は徐々に進行していると思います。
つまり北を巡る地政学的リスクを理由に
ヘッジファンドが日本株を売り崩す材料は無くなった様な気がします。
無論日経平均の急騰劇がこのまま続くとは考え難いのですが
昨日の相場を観る限り、好業績の大型株はまだまだ買われそうな勢いを感じ
調整してもスピード調整に終わる可能性が高いのではないでしょうか。
ところで昨日の時点で日経平均のPER(円建て)は
EPSが1483円に上昇しているため15.20倍に低下しており
仮に16.0倍まで買われるとすれば「1483✖16.0=23728円」という数字になります。
あくまでも円安、NY株高が続くという条件付きですが
企業業績の改善や地政学的リスクの後退などを考慮すれば
円建てPER16.0倍は年内に充分達成可能だと思います。
株価バブル(日経平均3万円とか^^)を知らないだけに一度は経験してみたい
今はそんな気持ちに傾いています。