NY市場の株価上昇は一向に止まる気配がありません。
それでもNYSEの騰落レシオ(25日)は120%を僅かに超えた水準なので
それほど過熱している様には思えませんが
「ストキャ=97、RSI=95」という数字を見ると少々危険な雰囲気を感じます。
一方、東京市場は日経平均が13連騰(歴代2位タイ)を記録し
衆院選の与党勝利をほぼ織り込んだものと思われます。
ただ選挙結果は投票率に左右されますし、投票日の天候が心配されるだけに
明日は利益確定売りが優先するのではないかと考えています。
折角日経平均の連騰記録が歴代1位に並ぶチャンスですが、さてどうなりますか?
因みに株価が上がるとアナリストさん達のテンションも上がり
「行け行けどんどん!」状態になっていますが
短期的には何時調整しても不思議ではない株価水準なので
選挙後も「強気相場」が続くとは限りません。
確かに日経平均のPERは今日現在でおよそ15.0倍(円建て)程度だと思われ
割高感はありませんが、NY市場に連れ高しているのは間違いありません。
さらに外国人による空売りの買い戻しが急速に進んだこともあり
ドル建て日経平均のPERが18倍を超えましたので
お祭り気分で気が緩まない様注意したいところです。