確定拠出年金について、よくある勘違い

元祖SHINSHINさん
元祖SHINSHINさん
勤めている会社から、
確定拠出年金の説明アプリについて、
野村君っちで勉強するよう催促された。

MMFが中止になったので、
強制的に野村君がこしらえた投信に切り替わっていた。

オイラは中途採用なので、
満額になってもたいした額じゃないのだが、
住宅ローンが厳しいことになりそうな現状、
しごく気になるようになった。

た、たとえ少額でも、ローンの返済に充てた方が身のためだろう。

ハマギン君のローンシミュレーションによれば、
現在のローンを繰り上げた場合、
100万円につき11ヶ月と半月分、支払い年数が縮まる。

    *

で、ふと思った。

「あれ? 年金ていうんだから、退職金の方はどーなってんの?」

色々聞くと、きっとこんな答えが返ってくる。

「確定拠出年金は、退職金のことです」

こう聞いて、

「へ? なんで年金が退職金になっちゃうんだ?
 なーんか、騙されているような気がする・・・・・」

などと思った人は、オイラと同じで勉強不足です。

    *

まず、一般的に思うであろう、月々もらう年金とは、
国民年金(1階建て部分)と厚生年金(2階建て部分)のこと。
一般的な会社員だと、だいたい月に、21万円になるという。

次に、一般的に思うであろう、退職金ってのは、
確定拠出年金(3階建て部分)に置き換わるのが、流行になっている。
ネットで調べるとわかるのだが、こうした方がメリットが色々ある。

なので、まるで退職金が年金だけに一緒くたにされて、
搾取されているように思えるなどと感じてしまうのは、
大間違いなのであった。

年金とは別の退職金の部分を、
確定拠出年金として、運用するようになったというだけだ。
(まぁこれが、負けちゃって減るかもしれないんだけれども・・・・・・)

    *

で、次に気になるのが、
この確定拠出年金ってのは、65歳にならないと満額もらえないってことだ。
60歳でもらうと20%ほど安くなってしまうという。

しかし、安くなっても手にしてしまって、
住宅ローンを繰り上げてしまった方がイイかもしれない。

どっちがイイのかは、
状況によって変わってくるだろう。












2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
おはようございます。

そうなんです、税制控除があるんですよね。
万が一、暴落でもあったときに、
買い増ししたらお得になりそうです。
(運用見直しは年一回だそうですけど)

前々職で知りあった人は、
共働きだったので、
ご自身のボーナスは全額繰り上げ返済してました。

オイラの場合には、
書籍と飲み代に、消えてしまいます。
それと、何か起きたときのために、
ほんのちょっとでも貯金の方へ回しちゃう。

株の成績が優れていればイイのですが、
ここぞというときに外してしまうオイラは、
ボビー・オロゴンの弟子にならないといけません。




おはようございます。

たしかに、年金というのは名称はおかしい、実質は退職金を自分で積み立てて運用する投信ですよね。

給与からの天引きで、税額控除があるので、利用された方がいいですね。



住宅ローンの繰り上げ返済、最近は毎月できるところもあります。

毎年、少しずつ返済するなど、余裕を持ってされるといいですね。
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