TAROSSAさんのブログ

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任天堂の時価総額が「スイッチ」の牽引により9年ぶり6兆円回復

20日の東京株式市場で任天堂株が3日続伸し、株式時価総額は2008年9月以来9年ぶりに6兆円の大台を回復したそうです。
3月に発売したゲーム機「Nintendo Switch」を牽引役とした業績拡大が期待されており、かつて業績不振に苦しみましたが、復活のピッチが加速しているようです。

この日の終値は前日比4.7%高の4万2890円で、時価総額は6兆761億円となり、上場企業全体ではゆうちょ銀行(6兆2955億円)に続く11番目の大きさとなるそうです。

株高の主因はスイッチのヒットで、家電量販店では入荷後すぐに完売する状態が続いており、14日には中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)によるソフト供給も明らかになったそうです。
エース経済研究所の安田秀樹氏によると、「テンセントとの連携で販路を開拓し、中国市場に本格参入するのではとの思惑も広がっている」とのことです。

もっとも、スイッチの品薄が続く中で「かき入れ時の年末商戦まで勢いを保てるか」(ゲーム業界関係者)との見方もあり、株高持続のためには生産体制の迅速な拡充が重要になるようです。

2018年3月期の連結営業利益はスイッチ効果で前期比2.2倍の650億円に増える見通しで、アナリスト予想の平均(QUICKコンセンサス)は1271億円と、一段の上振れを見込むようです。

となると、株価が上昇する余地はまだまだあるんでしょうかね。

7974:42,890円、7182:1,399円
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