アントニオ猪木議員が7日北朝鮮へ渡航(32回目)しました。
同氏の訪朝は過去に何度も物議を醸し、北のスパイだと噂されたこともあります。
しかし本人の主張によれば、あくまでもスポーツを通じた外交が目的であり
日本と疎遠(または敵対的)な関係にある国を訪問するのはその為だとか。
現に彼は1990年に勃発した中東湾岸戦争時、サダムフセインによって拘束された
およそ100人の在留日本人を救出するためイラクで「プロレスの祭典」なるものを開き
フセインの心を掴み無事任務を果たしています。
また同じ1990年に国交のないキューバを訪れ当時首相であったカストロ氏に面会。
その後5回の訪問で意気投合し
2012年には「キューバ友好勲章」なるものを授かっています。
一方で、今回の訪朝に関して賛否両論があるのは事実ですが
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」という諺に則った外交も有りだということを
彼は身をもって証明している様な気がします。
因みに先月のことですが、田原総一朗氏が安倍首相に訪朝を提案したところ
首相も乗り気だったという報道が一部でありました。
ただ余りにも突飛な話だけに事実かどうかは曖昧ですが
安倍首相の性格を考えると(個人的な憶測です)
任期中に政治・経済の両面でサプライズを考えている可能性が高いと思われ
政治面では北朝鮮問題に一役買うこと、また経済面では「永久国債」の発行などが
その「サプライズ」に該当するのではないかと勝手に妄想しています(^_^;)